ORACLE VirtualBox7.1.6 でWindowsXPモードを使う(準備編)

1.経緯

8年ほど前にVirtualBox(以下、Vbox)でWindowsXPモードを使う方法について別ブログに書いていた内容に質問をいただくようになりました。ほぼ放置していたので、コメントをいただいた方には申し訳けなかった。

ゲストPC(VboxのWindowsXP)でIPの取得が出来ないとか・・・

併せて、VboxのユーザーI/Fも変更になったこともあり、もう一度まとめておく。

以前のブログは↓です。

OracleVirtualBox5.2でWindowsXP Modeを使う - 40代「独男」派遣社員からフリーターになった男の気の向くままブログ

2.環境構築に必要なファイルとDLリンク

今回の構築に利用したファイル名の一覧(2025/03/30現在の最新)

オラクルバーチャルボックスプログラム本体:VirtualBox-7.1.6-167084-Win.exe

オラクルバーチャルボックスゲストアディッション:VBoxGuestAdditions_7.1.6.iso

WinndowsXPモードプログラム本体:WindowsXPMode_ja-jp.exe

BIOS生成用リナックスミントISOファイル:linuxmint-22.1-cinnamon-64bit.iso

バイナリエディタプログラム本体:xedit184.zip

WindowsXPネットワークアダプタドライバ:Intel-FORCED-5×86-PRO1000-drp.zip

WindowsXPブラウザプログラム本体:

      basilisk52-g4.8.win32-git-20250329-3219d2d-uxp-79614a4216-xpmod-ia32.7z

googleドライブ内に上記のファイルを用意した。

WinXPモード - Google ドライブ

3.事前準備

Windows11に、「VirtualBox」及び「7-Zip」がインストールされていることを前提とする。

ダウンロードした「WindowsXPMode_ja-jp.exe」のファイルを任意の場所に保存する。

圧縮解凍ソフト「7-Zip」を使って解凍(展開を行う。)

WindowsXPMode_ja-jp.exeを右クリックして、「その他のオプションを確認」を選択する。

7-Zipにカーソルを合わせて、コンテキストメニューから「WindowsXPMode_ja-jp.exe」に展開を選択する。

「閉じる」をクリックする。

下図のように、「WindowsXPMode_ja-jp」フォルダが生成される。

WindowsXPMode_ja-jp.exeを生成された「WindowsXPMode_ja-jp」フォルダに移動する。

移動すると、「WindowsXPMode_ja-jp」フォルダの中身は下図のようになる。

このフォルダ内にメモ帳等のテキストエディタを利用して、以下の内容をコピペで記載した「WinXP.txt」というファイルを作成する。

@set CURRENT=%~dp0

@echo Start deployment. This window close automatically...

@msiexec.exe /a "sources\xpminstl64.msi" targetdir="%CURRENT%XPMode" /qn

フォルダ内は以下のとおりになる。

WinXP.txtファイルを名前の変更でWinXP.batに変更する。

フォルダ内は以下のとおりになる。

WinXP.batをダブルクリックで実行する。

ウィンドウが自然に閉じるまで待つ。

XPModeフォルダが生成される。

\XPMode\Program Files\Windows XP Modeフォルダ内にある、「Windows XP Mode base.vhd」ファイルのプロパティを表示し、読み取り専用のチェックを外す。

続きでは、OracleVirtualBOXの設定から認証回避までを記載する予定です。

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